完走実現プログラムを導入する以前は、語学学習施策として、英語学習法セミナーや語学試験受験料補助、通信教育等を実施していました。課題は2点あり、1点目はそれぞれの学習施策が単発的な取り組みとなってしまい、受講者のモチベーションが長期的に継続しづらく、大きな成果が出ていない点でした。2点目は、社員それぞれの英語レベルに合わせる学習コンテンツがなかった点でした。
ハウス食品グループとしての語学学習施策を体系的に描きなおす中で、①「社員それぞれのレベルや学習ニーズに合わせるコンテンツ」、②「モチベーションの喚起や継続的な学習につながるプログラムの設計」を基準に、プログラムを探していました。そのような中、WEIC様の完走実現プログラムを知り、導入を決めました。導入した理由は2点あり、1点目は、それぞれのレベルに合わせ、リーディング力とスピーキング力を両方向上させるコンテンツがあったからです。具体的には、オンライン英語レッスンとオンライン英会話の両方を受講することで、聞き取り、読解、文法、会話力の総合的な強化につながります。2点目は、モチベーションを高め、英語学習を継続できる独自の仕掛けがあったからです。具体的には①最初にキックオフセミナーを行い、モチベーションを喚起、②チーム戦形式、③定期的な学習進捗や受講者の学習法の共有等の3点の仕掛けが特徴的でした。
1. 受講開始前と開始後のマインドの変化
最も大きなマインドの変化は、やはり「自分のための英語学習への変化」というところです。受講する前は、「業務などの関係で仕方なく学習しなければならない」と思う学習者が多く、英語学習、特に英会話に苦手意識を持っており、自発的学習・継続的学習につながりませんでした。
完走実現プログラム実施の際に、弊社の工夫した点として、キックオフセミナーの際に、受講生に全員の前で『英語力を高め、個人またはハウス食品グループで実現したい夢・目標』を発表してもらいました。何故英語を学習するのかという初心を意識してもらいたかったからです。その結果、受講生のモチベーションが向上し、英語力が向上した結果、英語に自信を持つようになり、さらに「プライベート・仕事の両面で世界が広がった」、「英語の学習を通じて、自身が成長した」と実感した学習者が少なくなかったです。
2. 具体的なスコアの伸び
上記にも記載しておりますが、過去受講者ほぼ全員のTOEICスコアが伸び、平均スコア伸長が105点となりました。また、直近の受講者達は、TOEIC平均190点アップ、個人の最高で315点アップ(425点→740点)を達成しました。
弊社が2015年からプログラムを導入し、2017年12月現在、プログラムの修了者数は計58名であり、受講完了率は96.7%です。ほぼ全員のTOEICスコアが伸び、平均スコア伸長が105点となりました。
現在では、その受講生たちがプログラムを修了しても、オンライン英会話の「E-friend」を継続したり、自宅での自習学習したりして、その受講生たちに影響を受けたのか、今まで英語学習に強い興味がなかったメンバーも新しい期の完走実現プログラムにエントリーしたりと、英語を自発的・継続的に学習する風土が少しずつ醸成されているのを感じています。
受講者の声では、主に以下の点が評価が高いです。①「チーム戦」という形式と学習進捗の定期的な管理は、明確なゴールの設定・モチベーション維持につながる点。 ②自分の時間・レベルに合わせて実施できる点。 ③話す機会が多くある事で、スピーキング力の上達につながり、英語を話すことに抵抗が少なくなった点。
※本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞や場所等は研修当時のものです。